ネット上やSNSで長年囁かれ続けているのが、「戦慄迷宮には本物の霊が出る」「演出ではない怪奇現象が起きる」という噂です。「本物の廃病院を解体して移築した」という話まで出回っていますが、歴史的事実として建物自体は富士急ハイランドが完全新規で建設した専用施設です。
ただし、本物の霊が噂される背景には、制作陣の凄まじいこだわりが存在します。内装の一部には、実際に廃業した古い医療機関から引き取ったカルテ棚、医療器具、手術台などが備品として活用されている部屋が存在します。長い年月を経た本物の物品が放つ生々しい質感が、来場者の脳内で「本物感」へと変換されている側面は否めません。
また、富士急ハイランドではオープン当初から現在に至るまで、定期的に神職や霊媒師を招いて厳格なお祓い神事(清め祓い)を執り行っていることが公式にも明かされています。過酷な暗闇の中でアクターやスタッフが安全に業務を遂行するための儀礼ですが、これがファンの間で「本物のお祓いが必要なほどヤバい場所」という都市伝説に拍車をかけた要因と言えます。