SNSやネット掲示板、Q&Aサイトに寄せられる「一人暮らしの光熱費」に関するリアルな声を取材・分析すると、多くの単身者が直面する典型的な落とし穴が浮かび上がってきます。
「食費を浮かせようと毎日自炊を頑張っていたら、冬のガス代が9,000円を超えて絶望した。調べてみたら自炊のコンロ代なんて微々たるもので、原因は毎晩30分浴びていた熱いシャワーだった」(20代・IT勤務男性)
「新築で家賃が相場より3,000円安いアパートに入居したが、LPガス指定だった。冬のガス代だけで毎月1万2,000円請求され、家賃の安さ分が完全に吹き飛んだ」(20代・専門職女性)
世間一般では「ガス代=自炊のガスコンロ使用量」と誤解されがちですが、家庭内におけるガス消費の約80%〜85%は給湯(お風呂・洗面・台所の温水)が占めています。自炊で1日30分強火で調理したとしても、ガス代への影響は月額数百円程度に過ぎません。削るべき対象を見誤っていることが、多くの単身者が抱くストレスの根源となっています。