リタッチとは?フルカラーとの違いや料金相場・失敗しない頻度を解説

リタッチとは?フルカラーとの違いや料金相場・失敗しない頻度を解説

リタッチとは?フルカラーとの違いや料金相場・失敗しない頻度を解説の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

「リタッチ(Retouch)」とは、直訳すると「手直し」「修正」を意味する言葉であり、美容業界においては新しく伸びてきた黒髪や白髪の根元(新生部)のみにカラー剤を塗布し、すでに染まっている中間から毛先(既染部)の色と明るさに合わせる技術を指します。

人の髪は1ヶ月に約1cm〜1.5cm伸びるため、ヘアカラーを行ってから1〜2ヶ月が経過すると、分け目やつむじ周辺の地毛が黒く浮き出る「プリン状態」や、生え際の白髪が目立つ状態になります。この伸びた根元だけをピンポイントで染め直すのがリタッチカラーです。

一方のフルカラー(全体染め)は、根元から毛先まで髪全体に薬剤を塗布し、髪色全体のトーン(明るさ)や色味(アッシュ、ベージュ、ピンクなど)をガラリと変えたり、退色して黄色っぽくなった毛先に均一な深みを与えたりする施術を指します。

リタッチの最大の特徴は、すでにダメージを負っている中間から毛先に対して一切薬剤を付けない点にあります。ヘアカラーによる毛髪への負担は、アルカリ剤や過酸化水素によるキューティクルの損傷と毛髪内部のタンパク質流出が主な原因です。毎回フルカラーを繰り返すと毛先に深刻な乾燥や枝毛、切れ毛が蓄積しますが、リタッチを上手に挟むことで、毛先の強度とツヤを損なわずに清潔感のある髪色をキープできます。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。