航空機内への持ち込み可否を分ける決定的な指標は、一般的な「mAh(ミリアンペアアワー)」ではなく、電力容量を示す「Wh(ワット時定格量)」です。市販バッテリーの多くは電圧が3.7Vであるため、【mAh × 3.7V ÷ 1000 = Wh】の計算式で算出されます。例えば一般的な10,000mAhの製品は約37Wh、20,000mAhの大容量モデルでも約74Whとなり、基本的には最も緩やかな基準内に収まります。
日韓路線を運航する各社の規定を比較すると、100Wh以下の一般的なモバイルバッテリーであれば1人あたり最大5個まで手荷物携行が可能となっています。ただし、ノートPC用の超大型バッテリー(100Wh超〜160Wh以下)を持ち込む場合は、各社チェックインカウンターでの事前確認と承認手続きが必須となり、個数も厳格に最大2個までに制限されます。