型枠セパレーターの全知識!種類・ピッチ計算とパンク防止の極意

型枠セパレーターの全知識!種類・ピッチ計算とパンク防止の極意

型枠セパレーターの全知識!種類・ピッチ計算とパンク防止の極意にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

現場で使用されるセパレーターには複数の形状と規格が存在し、躯体の用途や仕上げ条件によって明確に使い分けられます。代表的なものが「丸セパレーター(丸セパ)」と「フラットセパレーター(フラットセパ)」です。

丸セパは、両端または全周にネジ加工が施された棒鋼で、Pコン(プラスチックコーン)を介してフォームタイや単管パイプと緊結する方式が主流です。ネジ径には主にW5/16(2分5厘)やW3/8(3分)、さらには高強度を要するW1/2(4分)があり、打ち放しコンクリート仕上げや大型土木構造物で絶対的な信頼を得ています。

一方のフラットセパは、薄い帯鋼状のプレートで、住宅基礎や擁壁などの型枠鋼板(メタルフォーム)や合板のスリットに挟み込んで使用します。Pコンを使わずに専用ピンやくさびで固定できるため、施工スピードが飛躍的に速く、部品点数を減らせるメリットがあります。

地下外壁や水槽など、水密性が厳しく求められる部位では止水セパレーターが必須です。軸の中央部に溶接された止水板(ツバ)や水膨張ゴムリングが、コンクリート硬化後にセパレーター軸を伝って侵入する水の経路(水みち)を遮断します。

セパレーターの種類規格・ネジ径/厚み許容引張力(基準値目安)主な適用現場・評価丸セパ(W5/16)軸径約7.0mm(両ネジ/全ネジ)約11.8kN(約1,200kgf)一般建築RC壁・梁。最も汎用性が高い標準材。丸セパ(W3/8)軸径約8.5mm(中荷重用)約17.6kN(約1,800kgf)高壁・地下躯体・土木擁壁。側圧が大きい部位に推奨。フラットセパ板厚1.6〜2.3mm × 幅20〜25mm約9.8〜14.7kN(約1,000〜1,500kgf)住宅布基礎・ベタ基礎。段取り効率を最優先する現場向け。止水セパレーターW5/16〜W1/2+止水板/リング母材ネジ規格に準じる地下ピット・受水槽・擁壁。漏水リスクを根絶する必須材。
小林 直樹
著者

小林 直樹

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