放任栽培でジャングルのようになったナス株は、ハダニやアブラムシの温床と化す。風が抜けない高湿度の茂みは病原菌にとってのパラダイスだ。収穫量を最大化する王道は、主枝(一番太い枝)と、一番花がついたすぐ下の強い側枝2本を残す「3本仕立て」である。
それより下の節から出る脇芽は、小さなうちにすべて指でかき取る。下葉が土に触れると、水やり時の泥跳ねからカビの胞子が侵入するため、地表から20センチまでの葉は潔く切り落とす。株の中心を覗き込んだとき、向こう側の景色がすっきりと透けて見える程度のスカスカ感を維持することが、農薬に頼らず害虫を寄せ付けない最大の防御壁となる。