スマートフォンの画面をスクロールすれば、誰もが一度はあの耳に残るエレクトロポップを耳にしたはずだ。2015年にリリースされたデビュー曲「ツッコミコミコミ」が、なぜ2026年の現在になってグローバルなトレンドに浮上したのか。その理由は、現在のネットミームが求める「違和感と中毒性」の完璧な合致にある。
海外のリスナーにとって、日本語の歌詞の意味や「浜田雅功」という大物芸人の背景は関係ない。ただ純粋に、過剰なまでにデフォルメされた「カワイイ」の記号と、どこか不穏でアヴァンギャルドなビジュアルのギャップが、新鮮なアートとして受け入れられているのだ。