利尻・礼文に熊はいる?海を渡るヒグマの真実と2026年最新事情

利尻・礼文に熊はいる?海を渡るヒグマの真実と2026年最新事情

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Q1:2018年に利尻島へ泳いで渡ったヒグマの正体と結末はどうなったのですか?
A1:DNA鑑定により北海道北部の天塩・幌延地域に由来する若いオスヒグマと判明しました。若いオスは成熟期に母親の縄張りを離れて未知の領域へ移動する習性(分散行動)があり、その過程で海へ進入したと考えられています。島内での激しい捜索と監視の結果、2018年秋以降は痕跡が完全に途絶え、公式には「海へ戻って溺死したか、本土へ泳ぎ帰った」と結論付けられています。

Q2:利尻山(利尻富士)へ登る際、熊鈴を鳴らすと怒られるというのは本当ですか?
A2:怒られるということはありませんが、地元ガイドや他の登山者から「島にクマはいないため、鈴の音を消して野鳥の声や自然の静寂を楽しんでほしい」とやんわり促されるケースはあります。また、細い稜線でのすれ違い時に周囲の注意喚起音が聞こえにくくなるため、音量調節が可能な熊鈴を持参するのがスマートなマナーです。

Q3:クマスプレーを飛行機やフェリーで利尻・礼文島へ持ち込むことはできますか?
A3:航空機(JAL・ANA等の全便)では、高圧ガスおよび有害成分を含むクマスプレーの手荷物持ち込み・預け入れともに航空法により固く禁止されています。ハートランドフェリー(稚内発の旅客船)では適切な保管状態で手荷物持ち込みが可能ですが、島内での使用機会が事実上ないため、本土からわざわざ持ち込む実利はほとんどありません。

Q4:今後、再び利尻島へヒグマが泳いで渡ってくる可能性はありますか?
A4:確率としては極めて稀ですが、理論上は「完全なゼロ」ではありません。北海道本土におけるヒグマの生息密度が高まり、若い個体が沿岸部へ追いやられた場合、数十年から百年に一度の周期で偶発的な渡海個体が発生する可能性は残されています。そのため地元自治体は、島民向けの監視ネットワークと連絡体制を現在も維持しています。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。