日本人女性旅行者が直面しやすいトラブルの典型例として、繁華街での強引な声かけ(ナンパ)やハンティングポチャ(出会い系居酒屋)周辺での付きまといが挙げられます。
弘大(ホンデ)や江南(カンナム)、梨泰院(イテウォン)などのナイトスポットでは、片言の日本語で親しげに話しかけ、言葉巧みに酒席へ誘い出そうとするケースが日常的に見られます。旅行特有の開放感から警戒心を緩めて同席した結果、過度な飲酒を強要されたり、同意のない身体接触や金銭トラブルへ発展したりする事案が報告されています。
夜間に警戒が必要な主なエリアと手口は以下の通りです。
- 弘大(ホンデ)・新村(シンチョン):学生や若者が集まるクラブ密集地。深夜から早朝にかけて泥酔者が急増し、路上での強引な腕掴みや執拗な追跡が発生しやすい。
- 梨泰院(イテウォン):多国籍な飲食店が集まる反面、深夜の路地裏は照明が暗く、薬物混入(ドリップスパイク)やケンカに巻き込まれるリスクが存在。
- 江南(カンナム)駅周辺・論峴洞(ノンヒョンドン):高級クラブやバーが多く、高額請求トラブルや違法客引き、深夜の違法白タクによる法外な運賃要求に注意が必要。
現地を訪れる日本人旅行者の体験談でも、「昼間の治安の良さに油断して深夜に一人で歩いていたら、複数人の男性にしつこく後をつけられた」「断っても日本語で『ちょっとだけ』と腕を引っ張られ恐怖を感じた」といった声が散見されます。