本作の制作陣には、平成アニメ界を代表するクリエイター陣が集結しました。監督は『らき☆すた』前半を手掛けた山本寛氏、シリーズ構成・監修は待田堂子氏、そして音楽プロデュースはMONACAの神前暁氏が担当しています。
主演の宮河姉妹には、オーディションで抜擢された島形麻衣奈氏と川崎琴氏を起用。初々しくもキャラクターの生活感がにじみ出る演技が見事にハマり、ひなたのダメ人間っぷりとひかげの哀愁に満ちたツッコミを生き生きと表現しました。
本作を語る上で欠かせないのが、OP主題歌とED主題歌の強烈なコンセプト対比です。
- オープニングテーマ「KACHIGUMI」
歌:泉こなた(平野綾)、柊かがみ(加藤英美里)
作詞:前山田健一(ヒャダイン) / 作曲・編曲:神前暁(MONACA)
実家暮らしで親の庇護のもと悠々自適にオタクライフを謳歌する「勝ち組」の視点を、ハイテンポな電波ソングに乗せて軽快に歌い上げます。 - エンディングテーマ「MAKEGUMI」
歌:宮河ひなた(島形麻衣奈)、宮河ひかげ(川崎琴)
作詞:前山田健一 / 作曲・編曲:神前暁
自立生活の中で家賃と推し活の狭間に散っていく「負け組」の悲哀を、切なくもキャッチーなメロディで描いたアンチテーゼ曲です。
ヒャダイン氏のエッジの効いた歌詞と神前暁氏の緻密なポップセンスが融合したこの2曲は、単なるキャラクターソングの枠を超えて平成アニソンの隠れた名盤として高く評価されています。