SNSや口コミサイトを詳細にリサーチすると、満足した人の声とともに、事前の情報不足ゆえに生じたギャップについての生々しい証言が散見されます。
現地を訪れた旅行者からの好意的な声として目立つのは、やはり空間の美しさと五感への刺激です。「テラスの縁に腰掛けて湿原を眺めながら啜るコーヒーは、どんな高級ホテルのラウンジよりも贅沢」「山の上とは思えないほど手が込んだボルシチが身体をほぐしてくれた」という感想が多く寄せられています。また、雨の日や霧深き日に訪れた人からも、「暖炉に火が灯るウッディな店内の雰囲気が絵本の世界のようだった」と、悪天候ならではの情緒を評価する声があります。
その一方で、厳しい現実として指摘されているのがオペレーションと環境面の課題です。「テラス席希望の列が長蛇になり、注文から着席まで1時間半以上屋外で待たされた」「標高が高いため、下界が猛暑でもテラス席は強風で凍えるほど寒かった」といった声が少なくありません。テラス席は景色をじっくり堪能する客が多く回転率が低いため、前に数組待っているだけでも予想以上の時間が経過します。また、霧ヶ峰特有の急激な霧やにわか雨によってテラス席が急遽利用不可となり、店内席への移動を余儀なくされるケースも日常茶飯事です。