ネット上のレビューやSNSの投稿では「大容量リュックが大正解」「サコッシュだけで十分」といった極端な意見が飛び交っています。しかし、実際のパーク現場に立つと、見落とされがちなハードルがいくつも立ちはだかります。
代表的な盲点が「アトラクション乗車時の足元スペース問題」です。東京ディズニーシーの人気アトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」では、座席下のネットに手荷物を完全に収納する必要があります。幅や厚みがありすぎる大型リュックはネットに押し込むだけで一苦労し、同乗者を待たせるプレッシャーに晒されます。「スペース・マウンテン」や「ビッグサンダー・マウンテン」などのコースター系でも、膝と前席の隙間にバッグを挟み込んで両足でロックしなければならず、硬いフレーム入りのカバンは激しい痛みの原因になります。
さらに警戒すべきは、舞浜特有の「海風を伴う雨の日対策」です。東京湾に面したパークでは、雨が降ると傘が役に立たないほどの横殴りの風雨に見舞われることが珍しくありません。布製キャンバストートや撥水処理のないカバンを持参した場合、中の着替えやモバイルバッテリーまで水浸しになるリスクがあります。止水ファスナー仕様のバッグを選ぶか、カバンの中にジッパー付き密閉袋を数枚忍ばせて電子機器を二重保護しておく工夫が、現場での惨事を防ぐ鉄則です。