なぜ彼女は自らを傷つける行為に及んでしまったのか。その引き金となった要因について、ゆりにゃ本人はインタビューやSNSでの長文投稿を通じて赤裸々に告白しています。
最大の要因として挙げられているのが、幼少期からの複雑な家庭環境と壮絶ないじめの経験です。幼い頃から周囲との関係構築に苦しみ、居場所を求めて飛び込んだネットの世界でも、知名度の上昇とともに苛烈な誹謗中傷に晒され続けました。本人の発言によれば、解離性障害や躁鬱(双極性障害)、パニック障害などの診断を受け、精神的に追い詰められていた時期が長く続いていたと明かしています。
「感情のコントロールが効かなくなり、生きている実感を得るため、あるいは心の痛みを身体の痛みに置き換えるために切ってしまった」と当時の心理状態を振り返っています。ネット上で作られた偶像と、生身の自分とのギャップに押し潰されそうになっていたことが、自傷行為を繰り返した決定的な背景にありました。