インターネット上には「ゼビアックスローションはマツキヨなどの薬局で市販されているのか」「通販で買えるのか」という検索需要が常に存在しますが、市販薬(OTC医薬品)としての一般販売は一切行われていません。
ゼビアックスローションは「医療用医薬品(処方箋医薬品)」に分類されており、入手するには必ず医師の診察を受け、院内処方または調剤薬局で処方箋を提出する必要があります。一部の個人輸入代行サイトで見かける海外製キノロン外用薬は、品質保持や偽造品リスク、副作用救済制度の対象外となる危険性があるため絶対に避けるべきです。
もう一つの重大な盲点が、耐性菌のリスクと使用期間の厳守です。抗菌薬であるゼビアックスを何か月も漫然と塗り続けると、薬が効かない耐性菌を皮膚上で増殖させてしまうリスクがあります。
日本皮膚科学会の指針でも、外用抗菌薬の効果判定は原則として4週間とされています。4週間使用しても改善が見られない場合は漫然と継続せず、アクネ菌以外の原因(真菌性毛嚢炎など)を疑うか、治療方針の切り替え(ベピオやディフェリンへの変更、イソトレチノインや漢方、内服抗菌薬の検討)を行うのが皮膚科診療の標準プロトコルです。