鶴岡は魚介ばかりではありません。山形県鶴岡市の郷土料理を看板にする居酒屋では、大地の恵みを生かした伝統の酒肴が目白押しです。夏の風物詩である枝豆の王様「だだちゃ豆」は、独特の芳醇な香気と濃厚な甘みが口いっぱいに広がり、ビールや地酒の手を止めさせません。
飲みの締めとして地元で圧倒的人気を誇るのが、青菜漬けで包んだおにぎりに味噌を塗って香ばしく焼き上げる「弁慶飯(べんけいめし)」です。外はカリッと、中はふっくらとした食感と焦がし味噌の香ばしさは、一度食べると忘れられない素朴なソウルフードと言えます。
さらに、肉好きを唸らせるのが鶴岡駅周辺の焼き鳥や肉料理です。ブランド豚として名高い「庄内豚」のジューシーな串焼きやモツ煮込み、山形牛の炙り刺しなどを手頃な価格で提供する炭火焼き居酒屋は、仕事帰りの会社員や若者で活気に満ちています。海鮮と肉料理の双方を高次元で楽しめる懐の深さも、鶴岡駅前グルメの大きな強みです。