悪魔のZの人気と世界的な旧車ブームが重なり、ベース車両となる初代フェアレディZ(S30型 / S31型)の中古車相場は歴史的な高騰を記録しています。
かつては数百万円で手に入ったS30Zですが、2026年の国内中古車市場における相場環境は以下のような驚くべき水準に達しています。
- ベースグレード(要レストア・走行不明車): 800万〜1,200万円前後
- レストア済み・状態良好なL28換装車両: 1,500万〜2,500万円前後
- フルチューン・コンプリート(悪魔のZ仕様等): 3,000万円超〜応談
海外(特に北米・欧州)の富裕層コレクターによる買い付け競争に加え、純正部品の製廃(製造廃止)による維持難易度の上昇が価格を押し上げています。L型エンジンを熟知した熟練メカニックの減少や、キャブレターの同調調整を日常的に行える環境の確保など、2026年現在において悪魔のZ仕様を維持することは、莫大な費用と情熱を要する「究極のエンスージアストの領域」となっています。