一般的な木造2階建て住宅(延床面積約110平米)を舞台に、最新スマートフォンを用いて通信速度の実測比較を行いました。ルーター至近(リビング)、壁1枚を隔てた隣室(書斎)、そして対角線上にある2階寝室の3地点で計測したデータです。
スマホ接続どっちが速いか検証した結果、ルーターから離れて複数の壁を挟む環境下では、理論速度に劣るはずの2.4GHzが実効速度・通信品質ともに5GHzを上回る逆転現象が確認されました。SNSや掲示板などの利用者の生の声でも、この現象に関するリアルな実情が浮き彫りになっています。
「5GHzが一番速いと聞いてスマホもPCも全部繋いでいたが、自室のベッドで動画を見ると頻繁に止まっていた。2.4GHzに切り替えた途端、爆速とはいかないまでもバッファ詰まりが一切消えて快適になった」(都内集合住宅・20代会社員)
「リモート会議中に家族が電子レンジで冷凍食品を温めた瞬間、Zoomから音声が途切れて切断された。慌ててルーター設定を確認したら2.4GHzに繋がっていたのが原因だった。会議用PCは絶対に5GHzに固定すべき」(在宅ワーカー・30代男性)
現場の声が物語るように、どちらか一方だけが絶対的な正解というわけではありません。「速度の瞬発力を取るなら5GHz」「距離と遮蔽物のタフネスを取るなら2.4GHz」という適材適所の選択こそが、快適なネット環境の鍵を握っています。