日本における洋菓子文化の黎明期を支えてきた老舗・風月堂。そのラインナップにおいて、ゴーフルと並ぶ看板商品として長年ファンを魅了しているのが、正式名称「東京風月堂 レーズンケーキ」です。
最大の特徴は、一口食べた瞬間に広がる「しっとり感」と「芳醇なラム酒の香り」にあります。多くのレーズンバターサンドがクッキー生地のサクサク感を押し出す中、風月堂は生地自体にリッチなバターと卵の風味を閉じ込め、まるで上質な焼き菓子(ケーキ)を味わっているかのようなソフトな口当たりを追求しています。
サンドされるレーズンは、厳選された大粒の果実を秘伝の洋酒にじっくり漬け込んだもの。噛み締めるたびに果汁とラム酒のエキスが溢れ出し、軽やかな特製クリームと見事なマリアージュを生み出します。甘すぎず、重すぎない絶妙なバランス設計こそが、何十年経っても色あせないロングセラーの秘密です。