2023年7月にめざましテレビなどの担当番組を突如降板した際、当初は具体的な病名が明かされず、ファンの間では重篤な内科系疾患や燃え尽き症候群など様々な憶測が飛び交いました。しかし、2024年夏、彼女自身の口から明かされた診断名は「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」という極めて過酷な精神医学的疾患でした。
渡辺渚が自身のInstagram(インスタ)で綴った当時の記録は、医療関係者をも驚かせるほど生々しいものでした。「うまく指が動かなくなったり、ごはんが食べられなくなったりした」「生きているのが本当につらくて、この世から消えてしまいたいと何度も思った」という告白は、単なる一時的なメンタル不調の域を遥かに超えた危機的状況であったことを物語っています。
入院生活の中では、自力での歩行や日常動作すら困難になる時期を経験し、体重の大幅な減少や激しいフラッシュバックに襲われる日々が続きました。PTSDは強い恐怖や精神的打撃を経験した後に生じる疾患であり、日常のふとしたきっかけでトラウマ記憶が鮮明に蘇り、自律神経系が激しく混乱します。彼女が直面していたのは、まさに心身の崩壊に抗う命がけの闘病生活でした。