日本一長い駅名決定戦!富山と京都の激闘と2026年最新ランキング

日本一長い駅名決定戦!富山と京都の激闘と2026年最新ランキング

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日本一長い駅名をめぐる争いは、30年以上にわたる鉄道会社同士の激しいPR競争の歴史でもあります。かつて1990年11月、茨城県の鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に開業した長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅が、読み仮名22文字・表記13文字で初代の「日本一長い駅名」として華々しく報じられました。

ところがそのわずか1年半後の1992年4月、熊本県の南阿蘇鉄道高森線が南阿蘇水の生まれる里白水高原駅を開業させます。読み仮名こそ22文字と同数だったものの、漢字表記が14文字と1文字上回ったことで「日本一」の座を奪取。これ以降、長きにわたり茨城と熊本による「同文字数の頂上決戦」が鉄道ファンの間で親しまれてきました。

均衡が破られたのは2020年3月のことです。京都の嵐電が、近隣の学校法人立命館との連携協定強化を目的として、従来の等持院駅を等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅へと改称しました。キャンパス移転や学生の利便性向上、知名度向上を狙ったこの改名により、28年ぶりに一般鉄道の日本一記録が更新されたのです。

しかし、その快挙を塗り替えたのが富山地方鉄道でした。富山トヨペットをはじめとする地元ディーラーグループの事業再編に伴い、新拠点「トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福」が開設されたことで、2021年元日に停留場名を電撃変更。企業ブランディングと地域住民への配慮(従来の小字である『五福末広町』を残す形)が重なり合った結果、前代未聞の26文字という超長大駅名が誕生しました。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。