「捨てるのはもったいないが、そのまま飲むのは心理的に抵抗がある」という場合、決して流しに捨ててはいけません。防災意識が高まるなか、賞味期限切れ水使い道をマスターしておくことは、資源の有効活用と生活防衛に直結します。
まず筆頭に挙げられるのが加熱料理への活用です。沸騰させることで万が一の浮遊菌は死滅するため、白米の炊飯、カレーやシチューなどの煮込み料理、お味噌汁の出汁取りなどに使えば、何の問題もなく消費できます。
次に有効なのが生活用水としての備蓄転用です。災害時に直面する最大の課題は、実は飲料水よりも「トイレを流す水」「手洗いや食器拭きに使う水」です。賞味期限が数年切れたペットボトルは、キャップに油性ペンで「生活用水」と大きく明記し、トイレの脇やベランダの物置に再配置してください。断水時に1回トイレを流すだけで4L〜6Lの水が必要になるため、これ以上の備えはありません。
そのほか、観葉植物への水やりや、スチームアイロン・加湿器用の水(※カルキ詰まりを避けるためミネラル分が極力少ない軟水推奨)としても無駄なく使い切ることができます。