猛暑から球児と観客の健康を守るために導入された二部制開催。午前中の試合が終わると、午後の灼熱のピークを避けて夕方から再び熱戦が再開される。この変則的なタイムスケジュールは、ファンの観戦スタイルを劇的に変えた。
オフィスでの昼休みや通勤電車の中、あるいは家事の合間。「今までなら観られなかった時間帯の試合」を、人々はスマホのアプリでリアルタイムに追う。試合経過を知らせるプッシュ通知一発で画面を開き、クライマックスの1打席だけを見届ける。そんな「ピンポイント観戦」が定着した。見逃し配信機能の進化も手伝い、試合終了から数秒後にはダイジェストが生成される。時間にとらわれない新しい応援の形が、ここにある。