この異例の政界進出を陰で支え、プロデュースしたのが立花孝志氏率いるNHK党だった。立花氏はネット動画やSNSの拡散力を熟知しており、ガーシー氏の持つ集客力と暴露コンテンツを政治運動の動員力へと巧みに転換させた。
政治とネット暴露の融合は、従来の選挙戦術を根本から覆す実験であった。既存メディアに不満を持つ層を取り込み、投票行動へと結びつける戦略は成功を収めたものの、法的なリスクや批判の声も急増した。権力の監視という名目のもとで行われる過激な発信は、やがて法秩序そのものとの激しい摩擦を生むこととなった。