唇のボリュームをスマートに削る上で、いま最も有効な技法がグラデーションリップの進化形だ。内側に濃い色をのせ、外側に向かって薄くグラデーションを作るこの手法は、唇の立体的な中央部だけにフォーカスを当てるため、物理的な輪郭の広がりを自然にカモフラージュしてくれる。
ここで頼りになるのが、国内大手メーカーの技術力だ。資生堂が展開する密着型のリキッドルージュやマットリップは、薄膜でありながら鮮やかに発色し、内側の血色を長時間キープする。一方のカネボウ化粧品は、絶妙なミュートトーンのスティックや影色ライナーで、唇の厚みを美しく抑制するニュアンス作りにおいて圧倒的な存在感を発揮している。これら進化系コスメの登場により、テクニックに自信がない人でも失敗なく理想の小口リップを再現できるようになった。