すしざんまいを語る上で欠かせないのが、代表取締役社長である木村清氏の強烈なリーダーシップと特異な経歴です。航空自衛隊を経て水産・食品業界へ飛び込み、数々の事業失敗を乗り越えて2001年に日本初の年中無休・24時間営業寿司店「すしざんまい本店」を開業したバイタリティは、業界でも伝説として語り継がれています。
ソマリア沖の海賊問題に対して、現地の漁民にマグロ漁の技術と船を提供して海賊行為を激減させた逸話は世界的なニュースにもなりました。そんな木村社長の個人資産や健康状態についても様々な噂が流れましたが、現在も健康体で経営の第一線に立ち続けています。
テレビ特番や公式インタビューで見せる表情は、かつての派手なパフォーマンス一辺倒から、地に足のついた堅実な経営者としての深みを増しています。「お客様に喜んでもらうために美味い魚を安く出す」という原点に立ち返り、現在は海外展開の模索やEC事業の強化、水産物流網の再整備に注力しており、事業承継を見据えた組織改革も着々と進めています。