実刑判決を受けた人物が政界の表舞台から完全に退場するのが通例である中、たまねぎ男の現在は極めて異例の展開を見せています。二審で有罪判決を受けた直後の2024年初頭、チョ・グク氏は自らの名前(曺国)と祖国を掛け合わせた新党「祖国革新党」を結党しました。
「検察独裁の終焉」を掲げ、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権との全面対決姿勢を鮮明にした同党は、左派・革新系の熱狂的な支持を集めました。2024年4月の総選挙において、祖国革新党は比例代表で12議席を獲得し、韓国国会における第3党へと躍進。チョ・グク氏自身も国会議員バッジを手にし、華々しい政界復帰を果たすという大逆転劇を演じました。
メディアで報じられるたまねぎ男の最新ニュースでは、最高裁判所(大法院)の上告審判断や司法リスクを常に抱えながらも、野党圏における有力なオピニオンリーダーとして発言力を維持しています。自身の受難を「検察権力による政治的弾圧」と位置づける戦略が見事に功を奏し、韓国政界のキャスティングボートを握る存在として活動を続けています。