レンズの下半分または上半分を細いナイロンラインで固定しているナイロールフレームは、押し出すのではなく「糸を緩める」アプローチが不可欠となる。力任せに押すと、レンズの端(エッジ)が欠けてしまう惨事につながるため注意が必要だ。
ナイロールフレーム攻略のカギは、厚手のPPテープや薄いリボン、あるいは不要になったテグス糸を1本用意することである。レンズとナイロン糸が接している溝の隙間にリボンを滑り込ませる。そのままリボンを斜め下方に優しく引っ張ると、ナイロン糸が引き伸ばされて溝から外れる。糸のテンションが抜ければ、レンズは手前にすんなりと取り出せる。戻す際も同様にリボンを使って糸を溝に導くのがプロのテクニックだ。