北欧や一部の島国が安全というイメージは強いが、各種の統計調査ランキングを精査すると意外な上位国が顔を出している。例えば中央ヨーロッパのスロベニアやポルトガルだ。これらの国は過度な都市化が進んでいない地域も多く、地域コミュニティの結びつきが強いため、重犯罪の発生率が著しく低い。
一方で、ランキングの数値を盲信するのも禁物だ。殺人やテロなどの重犯罪率は極めて低いものの、観光客を狙ったスリや置き引きなどの軽犯罪が多発している国もある。安全と言われる国であっても、自分がどの都市のどのエリアに足を踏み入れるかによって状況は一変する。指標の「中身」を見極める目が必要だ。