渋谷PARCOを語る上で外せないのが、異なる熱量を持つキラーフロアの存在です。目的に応じて攻略法が大きく異なるため、各エリアの特性を正しく把握しておく必要があります。
6F CYBERSPACE SHIBUYA:世界が交差するゲームカルチャーの震源地
日本発のIPが凝縮された6階は、連日世界中からファンが殺到する超人気エリアです。任天堂の直営オフィシャルショップであるNintendo TOKYOは、限定グッズの投入時や週末を中心に、午前中から整理券配布による入場制限が行われるケースが常態化しています。隣接するポケモンセンターシブヤでは、エントランスに鎮座する等身大のアニマトロニクス「ミュウツー」が象徴するように、ストリートアートと融合した独自の世界観が構築されており、記念撮影の列が途切れません。
B1F カオスキッチン:食のタブーと多様性が交錯する地下街
地下1階に広がる飲食街「CHAOS KITCHEN(カオスキッチン)」は、一般的なデパ地下レストラン街とは一線を画す異色のラインナップを誇ります。ジビエや昆虫料理を提供する個性派バルから、昭和レトロな純喫茶、老舗のうどん店、ヴィーガン専門店までが軒を連ね、天井のミラー反転演出と相まって非日常的な異空間を演出しています。夜遅くまで営業している店舗も多く、渋谷の夜の社交場として機能しています。
8F WHITE CINE QUINTO & 10F 屋上ルーフトップ:文化と憩いの余白
8階に位置するミニシアターWHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)は、ジャンルを問わずエッジの効いた秀作をキュレーションし、映画ファンの厚い信頼を得ています。そして階段を上った先にある10階の屋上ルーフトップテラスは、スクランブル交差点周辺の喧騒を忘れさせる広大な憩いの場です。緑あふれる開放的な空間からは渋谷のスカイラインを一望でき、テイクアウトしたドリンクを片手にカルチャー談義に花を咲かせる来訪者の姿が目立ちます。