ドラマ版と原作コミックを比較する際、最も読者が混乱しやすいのが『コール』と『キス』の境界線です。集英社『りぼん』で連載された初代漫画『グッドモーニング・コール』は、ふたりが高校を卒業するタイミングで美しく完結を迎えました。
グッドモーニングコール 原作結末ネタバレの核心に触れると、原作漫画のラストでは高校卒業に伴い、上原くんが実家に戻る選択をし、ふたりの「秘密の同棲生活」はいったん解消されます。物理的な距離ができながらも、お互いの絆を確かめ合って未来へ進む姿が描かれました。しかし、ドラマ版シーズン2ではオリジナル要素を色濃く盛り込み、大学進学後も近隣同士やキャンパスライフを通じて関係が続く設定へと改編されています。
ここで重要なのが、青年誌・女性誌『Cookie』へ媒体を移して連載された続編『グッドモーニング・キス』との相違点です。グッドモーニングキス 続編違いの最大の特徴は、大人の恋愛リアリズムに踏み込んでいる点にあります。上原くんは医学・研究の道へ進み、菜緒は一般企業へ就活・就職。すれ違いの日々から訪れる同棲解消のリアルな危機や、親世代への挨拶、将来への覚悟といったシリアスなテーマが描かれます。ドラマ版が保っていた「少女漫画的ファンタジー」をそのまま維持するのか、それとも原作続編のように「生々しい人生の選択」へと踏み込むのかというトーンの違いが、シーズン3制作へのクリエイティブな課題となっています。