家計管理の第一人者である経済ジャーナリストの荻原博子氏は、著書やメディアを通じて一貫して「固定費の聖域なき削減」と「無自覚な小額出費の排除」を提唱してきた。荻原氏によれば、手取り額が限られている状況下で最も避けるべきは、1回数十円〜数百円の「ラテマネー」や、使っていないサブスクリプションサービスの放置である。
「毎日のコンビニでのついで買いや、動画配信サービスの二重契約といった無意識の出費は、年間で見れば数万円単位の損失になります。節約・家計管理の本質は、我慢を重ねることではなく、お金が流れ出ていく『漏れ口』を塞ぐシステムを作ることです」と専門家は指摘する。固定費を一括で見直すインパクトは、日々の数十円を我慢する努力を遥かに凌駕する。