洗練された高級マンションインテリアを形作るのは、彼自身が一つひとつ吟味して選び抜いた名作家具の数々だ。
リビングの中央に鎮座するのは、イタリアの老舗ファニチャーブランドのロータイプソファ。深々と腰掛けられる奥行きを持ち、長身の彼がリラックスして思索に耽るための特注サイズだという。ダイニングテーブルには、美しい木目が際立つ一枚板のオーク材を採用。モダンな金属脚とのコンビネーションが空間を引き締める。
特に圧迫感を与えない光の設計には並々ならぬ情熱が注がれている。直接的な天井照明は極力排され、間接照明や彫刻のようなフロアランプが優しく部屋を照らす。夜になると光と影のグラデーションが浮かび上がり、ドラマチックな表情を魅せる。