当時、一部の週刊誌を賑わせたのは、夫婦間における深刻な価値観の不一致と、男性側の「モラハラ(モラルハラスメント)」疑惑だった。正義感が強く、曲がったことが大嫌いな米倉の性格と、上昇志向の強い実業家である夫の性格がぶつかり合った結果、家庭内での激しい葛藤が生じたと報じられている。
友人を交えた酒の席での態度や、人前での叱責、深夜におよぶ帰宅遅延など、生活のリズムと価値観の歪みは修復不可能なレベルに達していた。妥協して形式だけの仮面夫婦を続けるという選択肢は、妥協を許さない米倉の美学には存在しなかったのだ。