日本の女子ソフトボール界を世界最高峰のレベルへと押し上げた立役者といえば、鉄腕・上野由岐子と稀代の打撃職人・山田恵里の存在を外すことはできない。オリンピックなどの大舞台で彼女たちが魅せた伝説的なプレイと不屈の精神は、遠く離れた長崎の地で白球を追う中高生や若い選手たちの胸にも深く刻まれている。
長崎のグラウンドでも、彼女たちのフォームを貪欲に研究し、一球に対する執念を模倣する球児たちの姿が日常風景となっている。「上野投手のような力強いマウンドさばきを目指したい」「山田選手のような勝負強い打撃を再現したい」といった声は絶えない。トップレジェンドが残した輝かしい遺伝子は、地域ソフトボールの底上げに直結する大きなモチベーションとして息づいている。