「画面上のやり取りに疲れてしまった」。取材中、多くの参加者が口にしたのが、マッチングアプリ Pairs などのデジタルツールに対する“メッセージ疲れ”だ。プロフィール写真や文章だけでは分からない「声のトーン」「笑顔の自然さ」「醸し出す雰囲気」といった非言語情報を、リアルの場なら数秒で察知できる。
リアルな街コンの強みは、会うまでの面倒なやり取りを一気にスキップできるタイパ(タイムパフォーマンス)の高さにある。北九州市周辺に住む20代〜30代の社会人にとって、休日の数時間で複数人と直接対面し、直感的な相性を確かめられる仕組みは極めて効率的だ。デジタル疲れを感じた若者たちが、リアルの温もりを求めて小倉の会場へ足を運んでいる。