日本の冬においてサンスベリアを枯らす人が集中するのが、11月から翌年3月にかけての時期です。熱帯原産のサンスベリアは寒さに非常に弱く、気温が10度を下回ると成長を完全に停止して休眠状態に入ります。
休眠期に入ったサンスベリアは水分をほとんど吸収しません。この状態で土を湿らせてしまうと、冷たい水と低温によって根が一気に腐敗し、株全体が倒れてしまいます。冬場の管理では、以下のポイントを徹底することが生存率を左右します。
・室温10度以下の環境では「水やりを完全にゼロ(完全断水)」にする
・暖房を切った後の夜間の冷え込みを避けるため、窓際から部屋の中央へ移動させる
・床からの冷気を防ぐため、スツールや鉢スタンドの上に設置する
冬場に葉にしわが寄ってきても、それは休眠中の自己防衛反応なので慌てて水をやってはいけません。春になり、最低気温が安定して15度を超えるようになってから、少量の水やりから徐々に再開するのが鉄則です。