夕方や夜になると突然スイッチが入ったように部屋中を猛ダッシュしたり、家具を破壊したり、飼い主の手に強く噛みついてきたりする現象に頭を悩ませる家庭は多いはずです。この行動には主に3つの明確な理由が存在します。
1. 生理的な歯のムズがゆさ
生後4〜7ヶ月頃は乳歯から永久歯への生え変わり時期にあたり、歯茎がむずがゆいため手当たり次第に硬いものを噛もうとします。
2. エネルギーの発散不足と遊びの要求
有り余る体力を発散しきれておらず、動く人間の手や足の裾を獲物に見立ててじゃれ噛みしてしまいます。
3. 疲れすぎによる興奮(オーバーヒート)
人間の子どもと同じく、子犬も体力の限界を超えて遊び続けると脳が興奮状態に陥り、自制が利かなくなって暴れ回ります。
【痛い噛み癖を断ち切る3つのアプローチ】
手や足を噛まれた瞬間は、低い声で「痛い」と短く伝え、即座に遊びを中断して背中を向けます。それでも執拗に噛んでくる場合は、飼い主が別室へ移動して1〜2分間完全に視界から消えるタイムアウト法を実施します。「人を噛むと楽しい遊びの時間が終わる」と論理的に理解させることがポイントです。
また、人の手を噛ませる習慣を徹底的に排除し、噛んで良い噛み応えのあるロープや知育玩具、デンタルトイを常に用意して欲求を健全な対象へとすり替えていきます。