2019年に茨木市安威から移転新築された追手門学院高校の総持寺キャンパスは、日本の学校建築の常識を覆す空間デザインとして建築界や教育界から極めて高い評価を受けています。JR総持寺駅から徒歩圏内、阪急総持寺駅からもアクセス良好な都市型立地は、通学利便性を劇的に向上させました。
校舎最大の特徴は、三角形をモチーフにした開放感あふれる空間設計と、中央に配置された広大な「メディアライブラリー」です。従来の閉ざされた図書室の概念を脱却し、約数万冊の蔵書が並ぶフロアが生徒の日常的な動線と融合しています。ラーニングコモンズでは自習だけでなく活発なディスカッションやプレゼンテーションが行われており、大学の研究施設を先取りしたような環境が広がっています。
一方、保護者が最も関心を寄せる追手門学院高校の学費・授業料については、初年度納付金(入学金、授業料、施設設備費など)の合計で約100万円〜110万円前後が相場です。これに加えて修学旅行積立金やタブレット端末代等の諸経費が必要となります。
一見すると標準的な私立高校と同等かやや高めの水準に見えますが、冷暖房完備のアリーナ、全館Wi-Fi完備のICTインフラ、自習ブースの充実度を考慮すると、教育投資としてのコストパフォーマンスに対する保護者の満足度は非常に高い水準を維持しています。また、国の高等学校等就学支援金や大阪府独自の授業料無償化制度の拡充により、実質的な負担額を大幅に軽減しながら通学する世帯が増加しています。