2010年11月25日未明、港区西麻布の会員制バルで起きた暴行事件は、歌舞伎界のプリンスであった市川海老蔵氏が左頬骨折や前歯の損傷など全治数カ月の重傷を負ったことで、連日ワイドショーを独占しました。世間で語られる海老蔵事件の真相は、泥酔した海老蔵氏と関東連合関係者との口論に伊藤氏が介入し、一方的な激しい暴行を加えたという構図で法廷でも審理されました。
伊藤氏は傷害罪で逮捕・起訴され、2011年に懲役1年4月の実刑判決が確定。服役を経て2012年に出所しました。しかし、出所後もトラブルと無縁の生活に戻ることはありませんでした。
警察当局の記録や報道各社の取材データによれば、出所後も複数の逮捕歴が重なっています。2016年〜2017年前後には都内での傷害・恐喝関連のトラブルで名前が浮上したほか、2026年には沖縄・宮古島で暴力団関係者らとの金銭・飲食トラブルに端を発する傷害容疑で逮捕された事実が全国ニュースで報じられました。更生へのハードルの高さと、一度足を踏み入れたアウトロー人脈との断絶の困難さを物語っています。