地域密着型モールとしての実態を探るべく、地元住民や定期利用者の声を集約すると、大規模モールとは異なる独自の強みが浮かび上がってきます。
「週末に長久手や東浦などの超大型イオンモールに行くと、駐車場に入るだけで30分以上待ち、館内を歩くだけで疲れてしまう。その点、瀬戸みずの店は車を停めてから食品売場まで歩く距離が短く、必要な買い物を30分〜1時間でサクッと完結できるのが本当に助かる」(40代・子育て世帯女性)
「高齢になり車の運転を控えるようになったが、バス停が目の前にあり、薬局やATM、ちょっとした衣料品までワンフロア感覚で揃う。派手なアパレル店が減ったのは寂しいが、日々の暮らしに必要なものはしっかり維持されている」(70代・地元住民男性)
現場観察を通じて確認できるのは、客層の多くが「目的を持った日常の買い物客」であるという点です。館内の動線がシンプルで平坦であるため、ベビーカーを押す保護者やシルバーカーを利用する高齢者にとっても身体的負荷が少なく、生活動線に自然に組み込まれています。