股関節がポキポキ鳴る弾発股の原因と治し方|放置のリスクと最新改善法

股関節がポキポキ鳴る弾発股の原因と治し方|放置のリスクと最新改善法

股関節がポキポキ鳴る弾発股の原因と治し方|放置のリスクと最新改善法を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

股関節を屈伸させた際に発生するクリック音や跳ねるような感覚は、単なる骨の鳴動ではありません。大腿骨の突出部と、その上を通過する腱や靭帯が過度の緊張によって引っかかり、限界を超えた瞬間に弾かれることで発生する物理的現象です。

弾発股は発生部位と原因組織によって、主に以下の3つのタイプに分類されます。

最も臨床例が多いのは「外側型」であり、骨盤から膝へと伸びる腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)や大殿筋の前縁が、太ももの付け根外側にある大転子(だいてんし)を乗り越える際に発音します。骨盤の横側を触りながら脚を前後に振ると、ゴリッとした組織の移動が指先に直接伝わるのが特徴です。

次に頻度が高い「内側型」は、深腹部から太ももの内側へと繋がる腸腰筋(ちょうようきん)の腱が、骨盤の恥骨隆起や大腿骨頭の前方を滑走する際に引っかかることで生じます。脚を高く持ち上げたり、あぐらをかいた状態から脚を閉じたりする動作で深部に鈍いクリック感を覚えるケースが該当します。

さらに稀なケースとして、関節包の内部で起きる「関節内型」が存在します。これは関節唇損傷(かんせつしんそんしょう)や関節遊離体(関節ねずみ)が挟まり込むもので、単なる腱の滑走障害よりも関節深部の構造的損傷を伴っている危険性が極めて高い病態です。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。