「手書きで描いてみたけれど、なぜか可愛くならない」「なんだか不気味になってしまう」という場合、絵の才能ではなく配置の比率(レイアウト)に原因があります。初心者が陥りがちな典型的な3つのミスを確認しておきましょう。
1. 鼻の穴が大きすぎてリアルになりすぎる
実物の豚を意識しすぎて鼻の穴を大きく塗りつぶしたり、楕円を極端に縦長に描いてしまうと、リアルな迫力が出てしまい「ゆるかわ」な印象が損なわれます。鼻の穴は小さめの点か、細い楕円に留めるのが鉄則です。
2. パーツが顔の上半分に偏っている
人間やリアルな動物の骨格を意識して目を輪郭の中央より上に配置すると、大人びた表情になり、可愛らしさが激減します。
3. 耳が尖りすぎてキツネやオオカミに見える
耳の先端を鋭角にしすぎると、豚特有の穏やかさが消えてしまいます。耳の先端は少し丸みを持たせるか、少し垂れ下がるような角度をつけるのが正解です。
これらを一発で解決するプロの黄金比率が「下寄り7:3の配置法則」です。顔全体の縦幅を10とした場合、上部7割を額の余白とし、目・鼻・口のパーツをすべて下部3割のエリアにキュッと集めて配置します。この配置を守るだけで、どんなに線が震えていてもプロっぽい愛嬌が生まれます。