安藤サクラと柄本佑の婚姻は、日本芸能界・文化界における二大名門の合流を意味していました。その系譜は、映画監督・俳優・作家・劇団主宰者にとどまらず、歴史上の政治家にまで繋がっています。
サクラの父親は、映画監督としても国際的評価を受ける名優の奥田瑛二、母親はエッセイストでコメンテーターの安藤和津です。さらに安藤和津の母方の祖父は、第29代内閣総理大臣を務めた犬養毅にあたります。実姉は『0.5ミリ』などで国内外から絶賛を浴びる映画監督の安藤桃子であり、一家全員が圧倒的なクリエイティビティを有しています。
対する佑の父親は、劇団東京乾電池を率いる怪優・柄本明、母親は名バイプレイヤーとして多くの舞台・映像作品で愛され、2018年に惜しまれつつ世を去った角替和枝です。弟の柄本時生も唯一無二の個性派俳優として第一線で走り続けています。
義母であった角替和枝は、サクラを実の娘のように慈しみ、結婚当初から深い信頼関係を築いていました。角替が生前に語っていた「佑にはサクラちゃんしかいない」という言葉は、両家の絆の深さを象徴するエピソードとして今も語り継がれています。