睡蓮鉢や黒色発泡スチロール、トロ舟などを用いた屋外飼育では、個体を毎回すくい上げて横から確認するのは手間がかかり、魚体へのストレスも無視できません。そこで習得しておきたいのが、泳ぐ姿を上方から捉えるメダカ上からの見分け方です。 上から観察する際の最大の手がかりは、「腹部の最大横幅の位置」と「全体のシルエット」にあります。オスは胸ビレのあたりから尾の付け根に向かって、なだらかに細くなる楔(くさび)型をしています。これに対してメスは、お腹の中央からやや後ろ側にかけて横に大きく張り出しており、上から見ると紡錘形(木の葉のような形)に見えます。 さらに、泳いでいる瞬間にチラリと見える「腹ビレの開き具合」も見逃せません。メスは産卵口(輸卵管)が露出しているため、腹ビレ同士の間隔が広く開いています。一方、オスは腹ビレが小さく、左右が寄り添うように閉じています。 光の当たり方にも雌雄差が現れます。上見鑑賞用に作出されたラメ系品種では、メスの方が体幅が広いためラメの面積が広く見える傾向があるものの、オスは婚姻色としてヒレや体幹の黄色素・黒色素が際立ち、輪郭がくっきりと引き締まって見えます。ただし、上見だけでの判定精度は熟練者でも85%程度に留まるため、重要な親魚選別の際には必ず透明ケースに移して横見を併用してください。
メダカのオスとメスの決定的な違い!ヒレの見分け方と繁殖ペアリング術
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