Q1:薄力粉がなく、片栗粉しか家にありませんが、片栗粉単体でも天ぷらは揚げられますか?
A1:片栗粉単体を水で溶いて食材に絡めると、天ぷらではなく中華料理の「餡(あん)」や竜田揚げのようなネットリとした被膜になってしまいます。片栗粉100%の場合は「竜田揚げ」にするか、水で溶かずに食材に直接まぶして揚げる「から揚げスタイル」に切り替えるのが無難です。もしくは、少量の水で非常に薄く溶いてサクサクの煎餅状の衣を目指す工夫が必要になります。
Q2:マヨネーズを入れると酸味や匂いが残りませんか?子どもでも食べられますか?
A2:油で揚げる際の高温(170〜180℃)によって、マヨネーズに含まれる醸造酢の主成分である酢酸は完全に揮発します。また、油分も衣全体に馴染むため、食べた瞬間にマヨネーズ特有の酸味やこってりした匂いを感じることは一切ありません。目隠しをして試食してもプロの料理人すら判別できないほど自然な旨みとコクだけが残るため、小さなお子様でも安心してお召し上がりいただけます。
Q3:強力粉やパン用小麦粉で天ぷら粉の代用はできますか?
A3:強力粉はタンパク質(グルテン形成成分)の含有量が11.5〜12.5%と薄力粉に比べて格段に高いため、単体での天ぷら代用にはおすすめできません。水と合わせた瞬間にゴムのような強靭な粘りを持ち、揚げ上がりはガチガチに硬いパンのミミのような重い食感になります。どうしても強力粉しかない場合は、強力粉3に対し片栗粉やコーンスターチを7の比率でブレンドし、グルテン濃度を限界まで希釈して氷水でサッと溶いてください。