ネット上の口コミやSNSで散見される「行ってみたら期待と違った」という声の正体は、店舗ラインナップに対する事前の認識ギャップにあります。施設全体を俯瞰すると、三井アウトレットパーク滋賀竜王の店舗一覧は全約230店舗と関西屈指の規模を誇りますが、ヨーロッパ最高峰のラグジュアリーメゾン(いわゆるスーパーハイブランド)が所狭しと並ぶ施設ではありません。
実際のところ、ハイブランドの集積度という点では、コーチ、マイケル・コース、フルラ、ポロ ラルフ ローレンなどのアクセシブル・ラグジュアリーやプレミアムカジュアルが主力です。一方で、ナイキ、アディダス、アンダーアーマー、アークテリクス、モンベルといったスポーツ&アウトドアブランドの充実度は国内トップクラスの規模を誇ります。
この特性を理解せずに「欧州超高級ブランドを格安で買い叩く」目的だけで足を運ぶと、肩透かしを食らう結果になりかねません。逆に、ファミリー層の実用服、本格アウトドアギア、ビームスやユナイテッドアローズなどのセレクトショップでの掘り出し物探しにおいては、近畿圏屈指の品揃えと割引率を誇るショッピングリゾートとして極めて高い評価を獲得しています。