日常会話では「目と目の間」と表現されますが、人相学や美容医療の世界では鼻の付け根にあたるこの窪みを「山根(さんこん)」、解剖学的には「鼻根部(びこんぶ)」と呼びます。顔の中央に位置し、顔面骨格の立体感と眉間の陰影を形作る要となるポイントです。
日本人の成人における目と目の間の平均距離はおよそ34mm〜36mmとされています。一般的な美顔の基準とされる「顔の黄金比バランス」では、「右目の横幅:目と目の間の距離:左目の横幅」が「1:1:1」の均等比率であることが理想と定義されています。
しかし、30mm〜33mm前後の「寄り目(求心顔)」は知的でクール、華やかな印象を与える一方、37mm以上の「離れ目(遠心顔)」は親しみやすく若々しい、アンニュイな透明感を醸し出します。黄金比はあくまでひとつの幾何学的指標に過ぎず、比率の違いこそが個々人のパーソナリティを形作る決定的な要素となっています。