なぜ顔から浮く?プロ直伝の仮面の描き方と立体感を出すアタリの極意

なぜ顔から浮く?プロ直伝の仮面の描き方と立体感を出すアタリの極意

なぜ顔から浮く?プロ直伝の仮面の描き方と立体感を出すアタリの極意の疑問点について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

イタリア・ヴェネツィアのカーニバルに起源を持つベネチアンマスク(仮面舞踏会マスク)は、キャラクターの気品や妖しさを演出する最高の小道具です。

ベネチアンマスクのデザインのコツは、「シルエットの非対称性(アシンメトリー)」と「装飾密度の緩急」にあります。マスクの片側にだけ大振りの羽根(オストリッチや孔雀)をあしらったり、ゴールドのフィリグリー(透かし彫りレース)を額からこめかみへ流すように配置すると、画面に優雅な動線が生まれます。

作画時は、ベースとなる仮面の曲面を描いた上で、装飾パーツをレイヤーとして重ねていきます。金箔のひび割れ(クラックル加工)やレース模様を描く際は、平坦なテクスチャをそのまま貼るのではなく、「球面に貼り付けた布」のようにメッシュ変形をかけて曲率を合わせることが、プロクオリティに仕上げるための鉄則です。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。