2026年の金曜ロードショーにおける名探偵コナンの放送予定は、シリーズの歴史を塗り替える異例の大型編成となっています。日本テレビおよび読売テレビの公式発表によると、春の劇場版第29弾『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』(2026年4月10日全国公開)の封切りに合わせ、3月27日からコナン史上初となる「4週連続放送」が敢行されました。
この春の連続放送では、前年2026年に興行収入140億円を突破した超大作『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』の地上波初放送を筆頭に、ファンの熱い支持を集める歴代屈指の人気作が惜しみなく投入されています。これまでの春の定番であった「2週連続放送」という枠組みを大きく超え、局側が春休みから新学期にかけての世帯視聴率とコア視聴率の獲得に極めて強い勝負をかけている実態が浮き彫りとなりました。
さらに見逃せないのが、秋に控えるアニバーサリー特番です。2026年9月12日付の日本テレビ公式リリースおよび報道各社の取材データによると、TVアニメ放送30周年を記念した完全新作2時間スペシャル『名探偵コナン 30号殺人事件』が、2026年9月25日(金)よる9時から金曜ロードショー枠にて全国ネット放送されることが正式発表されました。新紙幣偽造事件を契機に巻き起こる骨太のサスペンスとなっており、ゲスト声優に俳優の池田エライザを迎えるなど、金曜ロードショーの放送枠を劇場版の再放送だけでなく「地上波オリジナルのプレミアムな舞台」として活用する新たな戦略が打ち出されています。
なお、近年のメガヒット作である『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』や『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』についても、公開から約1年のインターバルを経て春の大型改編期に本編ノーカット枠を拡大して放送されるサイクルが完全に定着しています。映画公開直前の金曜日を起点とするメディアミックス戦略は、今や日本テレビの年間編成において最大級のキラーコンテンツとなっています。