「cousinのスペルにはなぜ『ou』が入っているのに『ア』と読むのか」と疑問を持つ方も多いでしょう。「ou」という綴りは、通常「house(/aʊ/)」や「soup(/uː/)」のような音を連想させがちです。
ここにフォニックスルールと英語の歴史的背景が関わっています。英語の語彙には、フランス語から借用された語が数多く存在します。その影響を受けた一部の単語群では、「ou」の綴りが短い「/ʌ/」の音を表すという規則が存在します。
代表例として、以下のような単語が挙げられます。
- touch(/tʌtʃ/:タッチ)
- country(/ˈkʌn.tri/:カントリー)
- trouble(/ˈtrʌb.l/:トラブル)
- double(/ˈdʌb.l/:ダブル)
- southern(/ˈsʌð.ən/:サザン)
これらと同様に、「cousin」も「コウズン」ではなく、喉の奥を軽く開いて短く出す「カ(/kʌ/)」のグループに属しています。この規則をパターンとして覚えておくと、初見の英単語でも読み間違えるリスクを大幅に減らせます。